日常清掃シフトの改善|介護施設
事業所名 | 非公開 |
事業内容 | デイサービス |
請負業務 | 日常清掃・定期清掃 |
ご相談背景
もともと地元の清掃業者に清掃業務全般を発注されておりましたが、清掃スタッフの慢性的な不足により業者側から契約解除の申し入れが。代わりに清掃業務を発注できる業者をお探しとのことで当社にお問い合わせをいただきました。
また、現行業者に対して清掃の品質や担当者の対応スピードにも物足りなさをお感じとのことで、高品質・低コストでの業務発注をしたいとのリクエストも。
提案概要
現行の16時~18時×4名体制を変更し、営業終了後の18時30分~21時30分×2名体制での清掃管理をご提案いたしました。
提案のポイント
求職者ニーズから逆算した勤務時間の設定
そもそも清掃スタッフの不足に頭を抱える清掃業者は、勤務時間帯をはじめとする求職者のニーズのない条件で求人募集をしていることが原因です。特に16時~18時という時間帯はメインターゲットである主婦層の獲得が難しく、さらに毎日4名の出勤が必要であるため清掃スタッフの安定化が困難な管理体制と言えます。
対して、18時30分以降の勤務であればWワークの需要から人材確保が圧倒的に容易であることがポイントです。
単純に現行の清掃シフトに合わせるのではなく、継続的な人材確保を前提とした管理体制をつくることを当社では特に重要視しています。
シフト改善による副産物
また、シフトの改善により次のような副産物も得ることができます。
日中は正社員として働く優秀なWワーカーの獲得
そもそも「正社員として雇用されている」という事実だけで清掃業務に必要なスキルを保持している可能性が非常に高いことがポイントです。
自分で考えて行動できる優秀なWワーカーで清掃スタッフを構成することで、現場の清掃品質の向上が見込めます。
無人状態による効率的な清掃
日中の時間帯ではデイサービスの職員様が業務にあたられているため、どうしても非効率でムラのある作業手順になりがちです。
営業終了後の無人状態であれば、毎日同じ作業工程で清掃を実施できるため、清掃品質の安定化を図ることができます。
職員用駐車場が空き車通勤が可能に
一般的に清掃スタッフ用の駐車場が整備されているような施設はありません。また、郊外の事業所では近隣にコインパーキングなどもなく、清掃スタッフの通勤手段が限定されるため、さらに人材確保が難しくなるという問題が発生します。
営業終了後であれば職員様の駐車スペースが空くため、より求職者ニーズを高めた雇用条件を設定することができます。