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社内美化の目的やメリットとは?役職の垣根を越えて全員で取り組もう

清掃中の男性

 

社員の手で社内美化を行う場合は、状況によっては美化活動が社員の負担になることもあります。そのため、明確な目的やメリットの提示が必要です。全社員に浸透していないと、ただ「清掃をやらされている」という気持ちになることもあるでしょう。やりたくないことを強制されてしまうと、不満がたまり社員のストレスにもなりかねません。この記事では、社内美化にはどんな目的やメリットがあるのかを詳しく解説していきます。ぜひ自社に取り入れる際の参考にしてください。

この記事を読むための時間:3分

なぜ必要?社内美化の目的とは

社内美化とは、社員自らの手で社内を清掃し、美化を図ることを指します。目的はただオフィスをきれいにするだけではありません。役職に関係なく全員が参加することで、社員の団結力が強めることを目的にしている企業は多いです。企業によってさまざまですが、強まった団結力を通じて業務の生産性アップやきれいを維持することで清掃の負担軽減、さらに美化活動を通じて会社への愛社精神を育むなどの目的があげられます。

社内美化を行う7つのメリット

社内美化には以下7つのメリットがあります。

 

  • コミュニケーションの活性化
  • 業務効率がアップする
  • セキュリティリスクを軽減する
  • 大掃除をしなくて済む
  • 企業イメージが上がる
  • 適度な運動になる
  • 備品を大切に扱う意識がつく

 

それぞれ詳しく解説します。

コミュニケーションの活性化

社内美化を通じて業務外のやり取りをすることで会話がはずみ、お互いの人柄がわかります。苦手意識があった人でも、実際に話してみると意外と話しやすいことなどがわかると、業務上でのコミュニケーションも円滑になります。会話が増えることで自然と自分の意見も発言しやすくなり、アイデアを出し合うきっかけにもなるでしょう。

業務効率がアップする

必要なものが取り出しやすいように整理整頓されていると、物を探したりする無駄な時間が省けるため、業務効率が改善します。また、スッキリした環境では気が散ることが減るため、集中して業務に取り組むことも可能です。現場作業などの場合、労働災害を防ぐことにもつながります。

セキュリティリスクを軽減する

きれいに整理整頓がされたオフィスでは重要な書類の紛失が防げるなど、ミスを未然に防ぐことができセキュリティリスクが軽減できるでしょう。特に、個人情報などの漏洩は企業の信用にも大きく関わります。機密性の高い資料やデータは一箇所に場所をまとめて適切に管理することで、リスクを最小限に抑えることができます。

大掃除をしなくて済む

日頃から社内美化を行い、こまめな掃除や片付けをしていると汚れが溜まりにくいため、簡単な清掃できれいになります。特別な清掃道具や強力な洗剤なども必要にならず、大がかりな作業をしなくて済むでしょう。また、社内美化が浸透すれば、オフィスをなるべく汚さないという意識が働くようになります。自分たちで社内美化を行っているからこそ、「きれいで清潔な状態のままキープしたい」という気持ちになるのです。

企業イメージが上がる

社内美化を積極的に行っていることが外部に認知されれば、企業イメージがアップすることにつながります。来社の際にきれいなオフィスであると気持ちいいのはもちろん、さらに社員で社内美化を行っているとなれば、社員の連携が取れていると感じられます。また、企業イメージが上がると、優秀な人材を獲得しやすくなり、結果として業績アップも期待できるでしょう

適度な運動になる

長時間パソコンの前に座っていることが多いオフィスでは、社内美化がいい運動になるでしょう。清掃を行うだけでいつもよりたくさん歩いたり、雑巾がけなどは全身運動にもなります。始業前に体を動かすと脳の働きも良くなるため、集中力が高まり業務効率が上がるという研究結果も出ており、ホコリやカビの発生を防げると、健康管理の面でもいい効果があります。

備品を大切に扱う意識がつく

自分たちで美化した備品は、大切に扱おうという気持ちになります。デスクや椅子、その他業務で使う備品も、日頃自分たちで手入れしていると思うと愛着が湧くものです。大切に扱うと壊れにくくなるため、結果的に経費削減にもつながります。また、備品の数が管理できていると、重複して無駄に購入することもなくなるでしょう。物が増えにくいと、管理コストもかかりません。

日頃から社内美化を行いたい場所

清掃する男性社員

 

日頃から社内美化を行い、きれいを保ちたいのは以下のような場所です。

 

  • デスク周りの清掃
  • 給湯室や休憩スペースの清掃
  • 書類や備品の整理

 

それぞれ見ていきましょう。

デスク周りの清掃

長時間過ごしているデスク周りは、思った以上に汚れやすい場所です。パソコン周辺は、埃もたまりやすいでしょう。デスク周りがきれいに整うだけで気持ちも明るくなり、気分よく仕事ができるようになります。ウェットティッシュなどでいいので、毎日軽く拭き掃除をするだけできれいな状態をキープできるでしょう。

給湯室や休憩スペースの清掃

給湯室や休憩スペースなどの共用部分も汚れやすい場所です。特に給湯室などの水周りは、衛生面を考慮してきれいな状態を保ちたい場所ですよね。しかし、個人のスペースではないため、担当などを決めないとなかなか美化しにくい場所でもあります。交代で担当を決め、汚れがたまらないように清掃を行いましょう。

書類や備品の整理

書類は放っておくとすぐに溜まってしまい、必要な書類を探す手間がかかります。量が増えると重くなる書類は、時間が経つにつれて片付けのハードルが高くなります。毎日終業前に片付けるなど決まりを作り、たまる前に整理整頓する習慣をつけるといいでしょう。そうすることで、重要な書類を紛失するなどのリスクを抑えられます。

定期的に社内美化を行いたい場所

毎日ではなくとも定期的に確認し、きれいを保っておきたいのは以下のような場所です。

 

  • エントランスや受付
  • 会議室やミーティングルーム
  • 窓ガラス
  • オフィス周りのゴミ拾い

 

それぞれ確認していきましょう。

エントランスや受付

会社の顔であるエントランスや受付は、お客様のためにも汚れていないか確認しておきましょう。訪れる人全員が見る場所であるため、汚れていればそれだけで悪い印象を与えかねません

会議室やミーティングルーム

人が集まる会議室やミーティングルームも定期的に清掃を行いたい場所です。毎日使わなくても、たくさんの人が集まると汚れが蓄積していきます

窓ガラス

雨や指紋などで汚れやすい窓ガラスも定期的にきれいにしましょう。汚れてから時間が経つと、簡単な拭き掃除では落としにくくなります。できる範囲でこまめに掃除をするといいでしょう。

オフィス周りのゴミ拾い

年に数回や月に1度など決まりを作り、オフィス周りのゴミを拾うのもおすすめです。美化を強化していることを社外にアピールすることもできます。企業イメージの向上にもつながるでしょう。

社内美化に目的を持ってきれいなオフィスをキープしよう

社内美化には、ただの清掃だけでなく業務効率アップや社員の団結力の向上などの目的があります。また、コミュニケーションの活性化やセキュリティリスクの軽減などさまざまなメリットがあるため、社内美化を取り入れるのはおすすめです。ただし、目的が明確に提示されていないと、継続が難しかったり、士気が上がらずなかなか清掃に力が入りません。社内美化の目的を社員で共有し、きれいなオフィスをキープしましょう。

 

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