【日常清掃のお悩み事例】清掃業者が日常清掃スタッフを集められない~Part2
【日常清掃のお悩み事例】清掃業者が日常清掃スタッフを集められない~Part2
こんにちは!エヒメアイムサービス広報担当のナオコです♪
本日は、デイサ-ビス施設の日常清掃スタッフ派遣に関するお話。
以前、病院の清掃スタッフを清掃業者が集められないという話がありましたが、今回も同様のお問い合わせをいただきましたのでご紹介します。
現在、デイサービスなどの福祉施設は各地に点在しています。
病院と同じように清潔さがより求められる場所である一方で、求人自体が容易ではない中、清掃スタッフ集めに苦戦している施設も多いのが事実です。
さらに、エリアや条件など『変えることが難しいデメリット』がある場合はなおさらです。
利用者に快適に過ごしてもらえる施設づくりをするために、どのようにすれば、清掃スタッフを安定して雇用することができるのでしょうか?
今回は、伊予市のデイサービス施設様からお問い合わせいただいた事例について、社長の西村にインタビューしてみました。
日常清掃の採用難は仕様改善で解決する
Q.デイサービス施設の日常清掃に関するお悩みとは?
(ナオコ)今回も「現行の清掃業者が清掃スタッフを集められない」という内容でしたが、やはりこの手のお問い合わせは多いのでしょうか?
(西村)そうですね。スタッフ集めに苦戦しているところは多いです。
➀現行の清掃業者に依頼をしているが、清掃スタッフが集められない
②現在、自社雇用で採用している清掃担当の方が退職することになり、これを機に清掃業者に発注しようと考えている
主に上記2つのパターンが多いですね。今回、お問い合わせいただいたお客様は➀の方でした。
Q.清掃業者がスタッフを集められなくなる原因とは?
(ナオコ)今回は、具体的にどのような状況なのでしょうか?
(西村)現状、『夕方16時~18時までの2時間』の仕事を『月曜~土曜+祝日』『5名体制』で清掃を依頼されているのですが、現行の清掃業者から「今はかろうじて対応できているが、このまま続けていくのは難しい」と言われたそうです。
もともと、伊予市は工場関係のお仕事が多く、求人の際にも競合する為、人集め自体が難しいというのが現状です。
さらに、お客様の施設には清掃スタッフが使える駐車場がなく、周囲にも利用できる場所がありません。そのため自転車などで通勤できる近隣の方が主な対象となり、求人のエリアも限られてしまいます。
お客様は困られて解決方法を探っていく中で、当社のホームページをご覧になりお問い合わせいただいたという経緯です。
(ナオコ)前回は仕様書の改善を提案されましたが、今回はどのようにされたのですか?
(西村)今回のケースでも清掃時間帯の変更をご提案しました。具体的には、16時~18時➡18時~21時への変更です。
デイサービスの利用は16時30分までで、16時から清掃を始めると利用者や職員の動きに合わせなければならず、効率が悪かったのです。また、職員が18時頃に退社するため、それ以降であれば従業員駐車場が空き、清掃スタッフが利用できるというメリットもありました。
(ナオコ)時間を数時間ずらすだけで、清掃がしやすくなり、求人の条件も良くなるということですね。
(西村)さらに、18時以降はWワークをしたい方の需要もあり、私の経験上、『18時以降・短時間・車通勤可』は求人しやすい条件でもありました。
また、夕方以降の仕事なので、万一欠員が出た場合でも対応がしやすいという点もありました。
そのような状況であれば、安定して清掃スタッフを確保できるのではないか?というご提案ですね。
Q.時間帯を変更することへの抵抗はないのか?
(ナオコ)なるほど。そのご提案であれば状況を改善できそうですね。
ただ、今までの時間帯から変更するとなると、お客様の抵抗感や何か問題などはないのでしょうか?
(西村)正直に言って、それはあると思います。
一番の懸念点は『職員がいない状態で清掃スタッフに任せる』ということではないでしょうか。
現在は、職員が帰るまでに清掃を終わらせているため、何かあれば直接指示を出せます。
それはメリットでもありますが、そのせいで清掃スタッフの人数が多く必要になっているのです。また、施設内に誰もいない方が清掃しやすいということもあります。
(ナオコ)たしかに、直接見られないと、きちんと対応してもらえているか不安を感じられるかも知れませんね。
(西村)そこで、当社としては、『当日の清掃スタッフが職員からきちんと引継ぎを受ける。職員がいる間にコミュニケーションをとり確実に対応する』ということを重視しています。
そうすることで安心して清掃をお任せいただけると思っています。
また、職員が帰る時間に合わせて清掃すると、イレギュラーが発生した場合の対応が難しくなることも考えられます。
夜の時間帯に清掃すると決めれば、終了時刻が遅くなっても対応が可能になり、翌朝までにすべきことを終えられるようになります。
『人手をしっかり確保できる仕組み』と『安心して任せられる状態』を作ることが重要であると考えています。
日常清掃に関するご相談はもちろん無料で承ります
(ナオコ)今回の提案をしてお客様の反応はいかがでしたか?
(西村)まだ提案段階のためご回答はいただいておりませんが、お客様としては「今までやってくれていることをやってもらえれば問題ない」というお考えもあるようですので、今回の変更を前向きに捉えていただければありがたいです。
(ナオコ)そうなんですね。今回の提案の受け入れが難しいという場合はどうされるんですか?
(西村)今回の提案が難しい場合、誠に残念ではありますが、当社は辞退させていただくことになると思います。
もし、何とかして現状のまま続けても、求人強化のために時給への還元も必要ですし、欠員対応ができなければ清掃の品質も下がります。
そうなると、最終的に継続が難しくなるのではないでしょうか。
まずは時間帯など、できるところから改善していくのが最良の方法だと考えています。
お客様の負担をできる限り減らし、安心して清掃をご依頼いただけるようお手伝いすることが私たちの存在価値です。
当社にご相談いただければお客様の状況に応じて最良の形をご提案させていただきます。
(ナオコ)なるほど。ありがとうございました。
当社ではご相談のみも無料で承っております。
日常清掃に関してお困り事がございましたら、下記のボタンよりお気軽にお問い合わせください。
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