清掃会社社長ブログ|社内向け|こんなときだからこそ正しい知識と情報を(2020年3月号)
清掃会社社長ブログ|こんなときだからこそ正しい知識と情報を
こんにちは。社長の西村健大(けんた)です。まずはお礼を言わせてください。
TVをつければ新型コロナウイルス一色、マスクが法外な価格で販売され、さまざまなイベントごとが自粛や無観客といった報道を聞く毎日。あなたも少なからず気持ちが滅入ってしまっているのではないでしょうか。
それにもかかわらず、しっかりとご自分の出勤シフトを守ってくれていることにとても感謝しています。あなたが毎日お掃除の仕事をがんばってくれているおかげで、お客様の建物はずっと清潔が保たれています。本当にありがとうございます。
この状況がいつまで続くのか・・・そんな先の見えない戦いにどうしても不安な気持ちにならざるを得ません。
ですが僕はある意味よかったな、と思うこともあるのです。なぜなら、感染しないように気をつける、という意識を少なからずあなたにも持ってもらえる機会になったからです。この手紙を通じてあなたに正しい知識と情報を共有できればと思っています。知っていて絶対に損はありませんので最後までお読みください。
新型コロナウイルスの感染対策
感染対策は手洗いが最重要
新型コロナウイルスは(医療行為の特殊なケースを除いて)空気感染(空気中にウイルスがフワフワ漂っている)することはなく、飛沫感染(感染している人が至近距離で咳やくしゃみをする)や接触感染(感染している人が触ったところを触る)で感染するとのことです。
あなたが普通に日常生活を送る中で感染するとすれば接触感染である可能性もあり得ます。接触感染の予防にはなによりも手洗いが有効です。感染予防のための手洗いの仕方に関する資料もつけておきますのでしっかりと実行してください。
目・鼻・口を触らない
接触感染を予防するためには手洗いに加えて、目や鼻、口を手で触らないことも大切な行動の一つです。コロナウイルスに触れてしまったからといって即感染するわけではなく、目・鼻・口などを通じてウイルスが体内に混入することで感染します。だから顔を触らないことが効果的な予防にもなるのだそうです。
実は僕も目や鼻をこする癖があるのですが、これを機に意識して直しています。
「アルコール消毒すれば消毒できる」は、注意が必要
新型コロナウイルスは60%以上の消毒用アルコールで消毒できると言われています。ただし、市販されているようなアルコール消毒剤は30%~40%程度のものがほとんどで、効果があるのかどうかわかりません。また、消毒しすぎることで手指の常在菌を殺してしまい、かえって免疫力を低下させることにつながる可能性があるそうです。
アルコール消毒は石鹸での手洗いができないときに使い、多用しすぎないように注意しましょう。
新型コロナウイルスにも有効、と承認された洗剤をあなたのご家庭に
先日、僕が仲良くさせてもらっている洗剤メーカーから次のような案内がきました。
アメリカの感染対策を担う機関(米国環境保護局:EPA)が正式にこの洗剤の効果を認めた(推測ではなく、確定)とのことです。
この洗剤はお客様である東温市の病院で手術室の清掃に使用するため、事務所にも常時ストックしている感染対策用の洗剤です。万能タイプなのでどんなものにも使うことができます。
今回、この洗剤が新型コロナウイルスに対して確実に効果を発揮することが分かったので、全従業員さんと全派遣社員のみなさんに無料でお配りすることにしました(友人にもあげたい、など、おかわりも遠慮なく言ってください)。
使い方としては、テーブルや手の触れるところ(手すりやドアノブ、スイッチ周りなど)をこの洗剤で湿らせたタオルなどで拭きとってもらえればオッケーです。
正直言って、これがあるから新型コロナウイルスに感染しなくなる、というものではありませんし、こんなものを渡されても…と思う方も当然いらっしゃると思います。
ですが世界中でどんどんと対策がなされてきて、この洗剤のように効果があることが証明されているものも増えてきています。デリケートになり過ぎて何事にも疑心暗鬼になってしまうより、こういう対策をしておけば大丈夫、という気持ちで毎日を過ごしてもらう方がいいのでは、そう思ったのでこのような対応をさせてもらいました。
なによりもあなたの健康が第一です。ご紹介させてもらったとおり、しっかりと手洗いをすることが一番ですが、しっかりと睡眠と栄養をとって体調管理に気をつけてくださいね。
有限会社エヒメアイムサービス
代表取締役 西村 健大