清掃会社社長ブログ|社内向け|就業規則の改定と配布(2019年11月号)
清掃会社社長ブログ|就業規則の改定と配布
こんにちは。社長の西村健大(けんた)です。
いつも清掃のお仕事がんばっていただいてありがとうございます。おかげさまで大きな事故やクレームもなく、お客様からもたくさんのお褒めの言葉をいただいています。これも皆さん一人一人が毎日の清掃のお仕事を一生懸命取り組んでいただいているからだと思っています。本当にありがとうございます。
さて、このたび当社では16年ぶりに就業規則を改定し、初めて全社員さんに就業規則を配布することとしました。
いきなり就業規則を配布すると言うと『何かの前触れでは・・・』とか、『難しい言葉を使って社員に不利な内容を分かりにくくしているのでは・・・』という不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに就業規則を短時間パートのスタッフさんにまで配布する清掃会社は多くないかもしれません。
でも安心してください。皆さんをを騙すつもりなど一切ありません。当社がブラック企業と言われないための“はじめの一歩”です。
就業規則の改定した理由
今回、就業規則を改定したのには2つの理由があります。
① 書かれている内容が古く、今の時代の法律や価値観とそぐわなかったから
② 定年65歳という制度を廃止したかったから
①当社の就業規則は平成15年からずっとそのままでした。そのため色々と法律が変わっているにもかかわらず、必要な内容が記されていないなどの不具合がたくさんありました(ちなみに代表者名も前の前の社長の名前のまま)。だから遅かれ早かれ改定する必要があったのです。
②僕たちのような清掃のお仕事は60歳以上の方たちに支えられているといっても過言ではありません。また、本来では定年に当たる65歳を超えていても、元気に働き続けてくれている人は何人もいらっしゃいます。それならば、いっそのこと定年制を廃止して、体が元気な人はいつまでも働き続けられる、そんな会社にしたいと思ったのです。
とはいえ、今回改定した当社の就業規則はごくごく一般的な内容です。珍しい規則と言えば定年がないことくらいでしょうか。それでも小難しい言葉で書かれているものはどこか胡散臭いと感じるのが普通ですが、もちろん今回の改定で労働基準監督署の承認を得ています。『社員にとって不利のない規則』となっているかと思いますのでどうかご安心ください。
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください
今回僕は日本語の難しさを痛感したのですが、一つの言葉の言い回しでいろいろな誤解を生むことがあります。特に、『~することがある』や『~することができる』という言葉に社員さんの誤解が生じやすいのでは、と予想しています。
例えば、『第35条 賞与』に『賞与を支給することがある』と書かれていますが、これから賞与が出るようになるという意味ではありません。いつか業績が安定してきたら現場で働く清掃スタッフの皆様に何かしらの形で還元したい、そう思って将来のためにつくった規則です。がっかりさせるようで大変恐縮ですが、ご理解のほどよろしくお願いします(全社員に賞与を支給できるようにがんばります!)。
普段皆さんが聞きなれないような言葉を使っているので、細かなニュアンスが分かりにくい部分もあります。もし『これってどうなの?』と、疑問に感じるものなどがあればお気軽にお問い合わせください。どうぞよろしくお願いします。
有限会社エヒメアイムサービス
代表取締役 西村 健大