社内美化の習慣化は5S導入にある!コツをおさえて活気のある職場へ
「社内美化に力を入れたいけど、なかなか習慣化しない」「社内美化を習慣化するコツを知りたい」と思う方も多いかもしれません。社内美化を習慣化するには5Sを導入したり、担当者を決める、結果を可視化するなどという方法があります。詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
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社内美化が習慣化している職場の特徴
社内美化が習慣化して定着した職場には、以下のような3つの特徴があります。
- 社員に活気がある
- 誰が見ても業務の進捗がわかる
- 無駄がなく業務効率がいい
1つずつ見ていきましょう。
社員に活気がある
社内美化が習慣化している職場は、社員に活気があります。社員が自主的に社内美化を行っていることが多いため、やらせられている感がなく嫌な気持ちで取り組んでいないためです。また、整理整頓されていて業務が捗り、残業も少ないという傾向があります。 しっかり休息が取れることで、社員が元気でいられるのです。
誰が見ても業務の進捗がわかる
社内美化が習慣化していると、部署内で業務の進捗がわかりやすいことが多いです。オフィスだけでなく業務の内容も整理されているため、チーム内で情報がスムーズに共有されています。そのため、誰でも業務の進行を把握できているのです。
無駄がなく業務効率がいい
社内美化が定着しているのは、業務効率がいい職場が目立ちます。物を探す手間だけでなく、全体的に作業に無駄がありません。余計なことに時間を取られることがないため、仕事が滞ることなく進行するのです。
社内美化を習慣化させる4つのコツ
社内美化を習慣化させるには、「習慣化のコツ」を理解するのが近道です。
以下の4つのようなコツを取り入れるといいでしょう。
- 5Sを導入する
- 担当者を決める
- 全社員で共有する
- チェックシートなどで可視化する
それぞれ詳しく解説します。
5Sを導入する
5Sとは、「整理、整頓、清掃、清潔、しつけ」の5つの頭文字を取った言葉です。多くの企業で導入されていることから、聞いたことがある方も多いかもしれません。作業効率や品質向上を目指すための、基本となる考え方として広まっています。社内美化に関わる「整理、整頓、清掃、清潔」4つと、習慣化させることを意味する「しつけ」が合わさっていることから、社内美化の習慣化に効果的であると言われます。
担当者を決める
社内美化のリーダーを決めておくと、習慣として定着しやすいでしょう。担当者は自分の仕事として社内美化を意識して行動するため、他の社員の意識も自然と高まります。活動の責任を担う担当者を決めることが、習慣化の鍵を握るのです。
全社員で共有する
全社員が社内美化の目的を理解し、共有することが重要です。全社員が関心を持つことで社内美化活動が浸透し、習慣化しやくすなります。同じ目標を掲げると結束力が高まることにもつながります。
チェックシートなどで可視化する
チェックシートなどを活用し、可視化できるようにするといいでしょう。活動した結果が目に見えると、人間は意欲を持つためです。明確なフィードバックを得られることで問題点を理解し、改善しようという意識が芽生えます。また、可視化されることでPCDAサイクルが回しやすくなるため、次の計画を立てやすくなるでしょう。くり返していくことで、さらなる効果が得られます。
習慣化のコツをおさえて社内美化を推進しよう
「社内美化がなかなか習慣化しない」という問題には、上記のコツを取り入れることが解決に導きます。少しずつ改善を繰り返しながら習慣化していければ、社員に活気があって業務効率のいい職場を目指せます。特に紹介した5Sは、大小関係なく、業績を上げているさまざまな企業で取り入れられている活動です。1つずつ導入し、習慣化に向かって取り組むといいでしょう。