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清掃パートの志望動機はどう言えばいい?清掃パート採用担当者が解説します

 

 

「清掃パートの志望動機ってどう言えばいいか分からない…」そんなお悩みはありませんか?または、「面接時に印象の良い志望動機が知りたい」とお考えではありませんか?

 

面接時の志望動機は合否を判断するための重要な質問事項の1つ。せっかく自分の希望に合った求人に応募しても志望動機をうまく伝えられなければ不採用とされる原因にもなりかねません。

 

そこで今回は『清掃パート採用担当者の印象が良くなる志望動機』について解説します。

 

これまで1,000名を超える清掃パートの面接をしてきた清掃会社の採用担当者が、『これは印象がいい!』と思える志望動機と、『正直イマイチ…』と思ってしまう志望動機について実例を交えて解説。

 

「志望動機の伝え方に自信がない…」そんな方でもこのブログを読んでいただければ、あなたの希望する求人の採用率を高めることができます。ぜひとも参考にしてください。

 

 

 

1.清掃パートの採用基準とは?

 

結論、清掃パートの面接官は『あなたが長く、安定して働いてくれる人かどうか』を最も重要な採用基準に設定しています。そのため、面接官はあなたの話す志望動機から「この人なら長く働いてくれそうだ!」と思える要素を探しているのです。

 

では面接官はどんなところから長く働いてくれそうかを判断しているのでしょうか?

 

 

2.本人希望と募集条件のマッチ度を重要視

 

基本的に清掃パートの採用不採用は『本人の希望する条件と会社の募集条件がどれくらいマッチしているか』に大きく左右されます。

 

そのため、あなたの話す志望動機に『自分の希望と募集条件がとても合っている、だから長く続けられると思う』といった内容が盛り込まれていると、面接官は「この人なら長く働いてくれそう!」という印象からあなたの採用率が格段にアップするのです。

 

では具体的にどういう内容の志望動機にすればいいのでしょうか?

 

 

3.志望動機には条件が希望に合うことを具体的に盛り込む

 

志望動機を話すときは、あなたにとってその勤務地・条件が自分の希望に合っていることを正直に伝えることを心がけましょう。

 

意外かもしれませんが『家から近いから』や『車で通えるから』という志望動機は面接官にとっては好印象です。なぜなら『通勤のしやすさ』はれっきとしたパート選びの重要ポイントの1つ。「こんな理由じゃ良くないのかも…」と思うのはあなたの勘違いです。

 

志望動機は聞こえのいい言葉で取り繕おうとするのではなく、素直に自分にとってこの仕事は都合がいいと思った理由・ポイントを具体的に伝えましょう。

 

 

4.印象の良い志望動機の例文と解説

 

では面接官にとって印象の良い志望動機とは具体的にどんな内容なのでしょうか?例文をもとにあなたに合った志望動機を考えてみましょう。

 

 

 

☑ 自分の希望する条件と合っている

 

「せっかくパートに出るのなら長く勤めたいと思っています。だから自宅から通いやすく、家族との生活リズムに合う求人を探していました。こちらの職場なら自転車でも10分程で通える距離ですし、勤務時間帯や休日も私の希望に合っているので応募させていただきました。」

 

 

【POINT】
・仕事を長く続けること前提として、自分の希望に合う仕事を探していることから働くことに誠実な考えを持った人という印象を受ける。

 

 

 

☑ 他の職種では自分の目的を叶えられない

 

「以前勤めていた飲食店では、暇なときの早上がりが多く収入が安定しないことに困っていました。こちらの仕事では早上がりや残業がないとのことで安定した収入を得られると思い応募させていただきました。」

 

 

【POINT】

・働きはじめた自分のメリットをイメージできており、働く目的(ここでは安定した収入を得たい)が具体的でしっかりした人という印象を受ける。

 

 

 

☑ 志望動機の掛け算

 

志望動機はいくつかあります。私はもともと接客が得意ではなく、人と会話することの少ない仕事がいいなと思っていました。なので主に裏方系の仕事を探していたのですが、ここは車通勤もできるし時間帯や休日も希望に合っています。一人で黙々と働けることや女性だけの職場ということも自分に合っていると思い応募しました。」

 

【POINT】

・志望動機が複数ある(ここでは接客なし×車通勤OK×時間帯×休日×一人仕事×女性のみの職場)ことで、本人にとって他に替えが利かない仕事となり長期勤務が望める。

 

 

 

5.よくあるイマイチな志望動機とは?

 

一方、清掃パートの面接時に話すべきではない志望動機もあります。特に下記の例文は明確な志望動機のない方が話すことが多いため、面接官に悪い印象を与えかねないので注意しましょう。

 

 

☑ もともとお掃除が好き、誰かの役に立つ仕事がしたい

 

これらの志望動機は清掃パートの面接で最も話す人が多く、最も不採用になりやすい応募動機の1つです。このような当たり障りのない志望動機を話す方は「そもそも仕事へのモチベーションが低い=仕事も長く続きそうにない」という判断をされてしまいます。

 

お掃除が好き、誰かの役に立つ仕事がしたい、ということはとても素晴らしいことなのですが、清掃パートの志望動機としてはイマイチなので使わないようにしましょう。

 

 

☑ どこも雇ってくれない、自分も年齢が年齢なので…

 

シニア世代の方がご自分の経歴を気にされてこのような志望動機を話されることが多々あります。面接官は「この人は本当は別の仕事がいいけど仕方なく応募しているんだ…」という印象を持ってしまうので志望動機として話すのは控えましょう。

 

 

☑ 掃除ならできると思って…

 

たしかに掃除の仕事は未経験でも始めやすい仕事です。でもこう話されると面接官は清掃の仕事を軽く見られているような印象を持ってしまうだけでなく、「掃除ならできそうと思ったけどやっぱり難しかった」という早期の退職理由まで想像させてしまいます。面接官にとっては心証の良くない動機となりますので使わないよう注意しましょう。

 

 

 

まとめ

 

繰り返しになりますが、清掃パートの志望動機を話す上で重要なのは聞こえのいい言葉で取り繕おうとせず、あなたにとってこの仕事が良いと思った理由を素直に伝えることです。

 

なぜあなたがその求人にたどりついたのか、どういう基準で仕事を探していたのか。

 

あなたが仕事を探していたときのことを思い出してみると、きっと素直な志望動機が浮かんでくるはずです。そうすればきっと面接もうまくいき、あなたの理想とする働き方を手に入れられることでしょう。

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